【デイサービス向け】新規集客にも使えるお客様アンケートを作る方法
どうも藤見です。
デイサービスを利用している本人やご家族を対象にした【利用者アンケート】を実施している事業所も多いと思いますので、今回はアンケートを集客に活かすためのヒントを書いていきたいと思います。
コメントを読んで「どんな声があったのかな?」と、一喜一憂して終わりにしてしまうのは勿体ないので、せっかくなら「頂いた声(コメント)」を次の新規集客に活かしたい、と思う時に使えると思います。
新規集客にも使えるお客様アンケートを作る方法
手書きコメントが使いやすいようにする
利用者さんから喜びの声やコメントを貰えることはデイサービスとしてとても嬉しいことなので、そういった声はパンフレットやチラシにも使いたいところです。
ですがコメントをパソコンで打ち替えると読みやすくはなりますが、どうせなら手書きのコメント(原本)も載せた方が信憑性が高くなることがあります。
その意識でアンケート用紙を見直してみると、よくあるタイプのA4のアンケートの記入欄は横に長い長方形になっていることが多いです。
実は、この形の記入欄をスキャンしてデータ化して使おうと思ってもパンフレットやチラシのデザインとうまく合わせられなくて使い勝手が悪いことがあります。
さらに横長の記入欄を使っているとコメントが一言で終わってしまうことも増えます。(※「よかった」とか「楽しかった」とか)
プラスのコメントを貰えることは嬉しいことですが、チラシなどで公開するコメントとしては少し寂しい印象になってしまいます。
なので、アンケート用紙をイチから作る時はチラシやHPにも掲載する前提で記入欄も作り直した方が効率的です。
ちなみに、僕がデイサービスのアンケートを作る時はコメント欄も活用する前提で作るので、こんな感じの正方形の記入欄にして作ることが多いです。
記入欄を正方形にして置くと、コメント記入後にデータ化して使う時に配置がしやすいのでオススメです。
自由記入欄は横に2つ並べて配置しておく
お客さんの「声」を活用する前提でアンケート用紙を作ろうと考えた場合、複数の選択肢から当てはまるものを1つ選ぶ「選択肢形式」よりも、感想や意見を自由に記入できる「自由記述形式」を活用した方が信憑性や説得力が上がるので、そっちをメインにしたくなると思います。
でも、その時ちょっと気をつけたいのは
記入を求める質問がいくつも用意されていると、パッと見た段階で面倒に感じるので、4つ5つと質問を続けるのは避けておきたいです。
じゃあ何個くらいが適切なのか?ということで、いろいろテストしてみたところ、先ほどのイラストのように横に2つ配置で用意しておくのが一番いいかなと思います。
そして一つの記入枠を大きく用意しすぎると、「えっ、こんなに埋めないといけないの」と思わせてしまうし、逆に小さすぎると「ま、一言でいいかな」となってしまいがちです。
なので、A4サイズのアンケート用紙で「程よいサイズ感」としては、
2つ横並びの配置にするくらいが大きすぎず小さすぎず「ちょっと書いておこう」と思えるサイズ感になると思います。
手元に用紙を置いて書いてみるとわかりますが、この記入枠は少し書き始めると3行4行の文章になりやすいです。(横に長い記入枠だと一行になるところを改行して書いていくことになるので)
同じ文章量でもボリューム感も出しやすいと思いますので、もし機会があれば試しにやってみてください。
選択肢形式と自由記述形式の質問は連動させておく
「デイの利用に満足していますか?」
「スタッフの対応はいかがですか?」
「味やボリュームに満足していますか?」
・・のようなざっくりとした全体的な感想をヒアリングするアンケートもいいんですが、そのアンケート結果を活用する前提で考えるなら1つ2つに絞った内容でヒアリングした方が使いやすい(活かしやすい)と思います。
もし、これからアンケートをやろうと思っているなら、まずはどのデイサービスにもある「イチオシ」のサービスや、「一番の売り」にしている取り組みに絞って質問項目を用意しておくといいと思います。
「ウチのデイサービスの●●(サービス・取り組み)はお客さんにどのくらい支持されているだろう?どのくらい満足してもらえてるだろう?」といった評価をそのまま次の集客に活かしてしまおう、というやり方ですね。
この時用意する質問は選択肢形式を2問、自由記述形式を2問。そして選択肢形式と自由記述形式で1つずつ連動させておきます。
言葉で書くとイメージしにくいと思うので図を作ってみました。
こんな感じです
レ点や丸で囲むタイプの質問が2つあって、その下に自由記述形式を用意しておきます。
こうしておくと、選択肢形式の質問で【数字】が取れて、自由記述形式の質問で【生の声】が取りやすくなります。
連動させる方法はとてもシンプルで、こんな感じにしてみたらいいと思います。
たとえば‥
最初の質問1で「●●(サービス・取り組み)」についてどのように感じていますか?次の中から選んでください。
「すごく良い・普通・良くない」
のような選択肢を用意しておいて、下の記述の質問で「1ですごく良いを選んだ方にお聞きします。どのような点がすごく良いと感じますか?」のように自由記述を用意しておく。
こうしておくと【すごく良い】という「数字(1カウント)」と、それに対応した「生の声」(オススメしてくれている声)の両方が一度に取れるようになります。
その後の集客を考えた時に、数字や声の材料はとても重要なので、こうして効率的に集めておくと後々活用しやすくなると思います。
これもよかったら試してみてください。
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