【デイサービス向け】効果的な無料体験だったと感じてもらうためのアンケート活用法
今、ほとんどのデイサービスで【1日無料体験】を実施していると思いますが、その体験を受けた方に「ここでの体験は効果的だった」と思ってもらうためのアンケートを活用した工夫があるので紹介しておきます。
無料体験までたどり着いてもそこから先で離脱(取りこぼし)があると集客は増えていかないので取りこぼし防止の意味でも効果的だと思います。
ちなみに実際にクライアント先で実施していますが非常に好評です。
このアンケートの工夫はリハビリデイサービスなどの運動特化型での実施が好ましいと思います。もちろん、1日型のデイでも可能ではありますが、ペンを持つご本人の状態も大きく変わってくるので半日タイプのリハデイでの応用がオススメかなと思います。
ということで、下記にまとめていきますね。
効果的な無料体験だったと感じてもらうためのアンケート
見込み客となるご利用者にデイサービスの本利用をしていただくためには、「ここでトレーニングやサービスを受けること(継続すること)で自分に変化が生まれる」といった期待や実感をしてもらうことが大切ですよね。
で、そのきっかけとなるのが1日無料体験サービスだと思うのですが、果たして無料体験のわずか数時間で実施したトレーニングや専門職の施術、サービスに対する評価をご本人が正確に判断できるだろうか?
と考えると
おそらく、多くの方は「言われてみれば変わったかもしれない」「なんとなく良かった」といった感じで、結構あやふやになっていることが多いと思います。
普段からトレーニング慣れしていない人なので、あやふやになってしまうのは仕方のないことではありますが、だからこそ「受ける前」と「受けた後」を自分の感覚だけで判断してしまう、ということになります。
なので、デイサービスのスタッフが自信を持って提供しているサービスを「感覚」ではなく明確に判断できる「視覚」で実感できるようにしておく方がいいと思うのです。
視覚で判断してもらうためにすることは【BeforeAfterアンケート】です。
やり方は簡単です。
質問:運動を継続することに不安はありますか?
など、体の状態や運動に対する印象などを評価するアンケート用紙を2枚同じものを用意しておきます。
そして、
1枚目(Before用)は体験が始まる前の当日の流れを伝えたりする時に本人に記入してもらいます。※書き終わったら回収しておきましょう。
その後、無事に無料体験が終わったら新しい2枚目(After用)を渡して、もう一度同じように記入してもらいます。
After用の記入が終わったらBeforeAfterそれぞれの記入済みの2枚のアンケートが揃うことになるので、それぞれの評価(点数)の差分を計算します。
この時の「前と後」の差分が大きければ大きいほど「無料体験によって本人の心の状態が動いた」ということが点数でわかります。
もし無料体験の前はデイサービスに対する印象があまり良くない状態で(Before用では)4点だったとしても、その後(After用では)9点になっていたとしたら、その5点の差分を生んだのはメニューの満足度や対応についたスタッフのおかげということがわかります。
逆に、差がまったく生まれなかった場合は本人にとってあまり効果的な体験にはならかったと言えるので体験メニューや進行を改善するようにします。
こうした変化は本人だけでなく関係者やご家族にとっても新鮮なものとなりますし、その場に同席できなくても変化を実感してもらえるツールになります。
「とても楽しそうに運動されてましたよー」と言葉で伝えるだけよりも「運動前と後で不安がこんなに変わりましたよ」と見てわかるようにしておくとさらに良しですよね。
それぞれの事業所ごとに工夫を凝らした体験メニューを作ったり、おもてなしの対応を工夫していると思います。
そうした普段の努力をさらに効果的に感じて頂けるように、そして離脱予防にも繋げるために、こうした事前準備をしておくことは重要だと思います。
実際のBeforeAfterアンケートに使っている質問項目
ということで
BeforeAfterアンケートを実施する意味はわかってもらえたと思いますので、さらに踏み込んで具体的に「体の状態やデイに対する印象などを評価するアンケート」にどのような質問項目を設定しているのか、それも紹介しておきます。
絶対にこの質問にしないとダメ!ってことではないので参考にしてご自分のデイサービスの内容に合わせた変更を行なってください。
さっそく紹介すると、たとえばこんな質問です。
(※赤や青の吹き出しは補足で入れたものなのでアンケートには印字していません)
質問項目はそのままコピペして使ってもらってもOKですし、言い回しを変えても大丈夫です。
この他にも
たとえば・・・
身体に関することであれば、
「●●●を受けることに不安はありますか?(←●●はそこで実施しているサービス名)」という質問を設定しておいて、自社が行なっているサービス名を出してしまうのもいいと思います。
体験が終わった後にスタッフと一緒に振り返りをすると思いますが、その際にサービスについての感想を聞いたり、さらに詳しい会話をするきっかけにもなると思います。
デイに関することであれば、
結構皆さん気になっていることとして「他の利用者さんとの会話や交流に不安はありますか?」といった表現を使ってもいいと思います。
店舗やスタッフやトレーニングには不安はなくても同じ時間に利用する他のご利用者とのコミュニケーションに不安を持っている人がいるかもしれません。
こういった視点で項目を設定しておくといいと思います。
参考にする程度でもいいですし、そのままコピペしても大丈夫なので、是非BeforeAfterアンケートを実施してみてください。
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