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【新人育成の落とし穴】3ヶ月経ってからじゃないと見えてこない“あの姿”とは?

    
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【新人育成の落とし穴】3ヶ月経ってからじゃないと見えてこない“あの姿”と...

こんにちは、藤見です。

4月に入社した新人スタッフが現場に入ってきて、ちょうど3ヶ月ほど。

「そろそろ仕事にも慣れてきたかな?」と思えるタイミングってありますよね。

実は、この“慣れてきた頃”こそが、新人が大きく伸びるか、それとも気づかないうちに失速していくか、その分かれ道になっていることがあります。

特に、新人スタッフ(本人)が「もっと成長したいです!」という気持ちがある場合は、なおさらです。

3ヶ月目こそ「素」が出始めるタイミング

新卒で入った人も、中途で入ってきた人も、最初の数週間は「やる気あります!」「頑張ります!」といった言葉で自己アピールをする人がいます。

ただ、さらに数週間が経過すると、少しずつ緊張もほぐれ、次第に“その人らしさ”が出てくるようになります。

たとえば…

何気ない会話のクセ
報連相の仕方
時間の使い方
優先順位のつけ方

などなど、

「あれ・・?意外とこういう一面あるんだな」

と、周囲の仲間や上司が気づき始める。

それが、ちょうど3ヶ月目くらいのタイミング。

と同時に、

そんな一面があることを、本人はまだ自覚していない(気づいていない)。

つまり、「自分の知らない自分」が出てきている段階です。

周囲から「見えている姿」を伝える面談を

だからこそ、3ヶ月目を迎える頃に、丁寧なフィードバック面談を設けてみてほしいんです。

「急に慌ただしくなった時、こういう反応をしているよ」
「先輩から何か言われた時、とっさにこんな返答をしているよ」

という内容を伝える面談です。

よくある業務の習得状況を確認したり、仕事の悩みをヒアリングすることも大事な面談内容ではありますが、それ以上に価値があるのが、「君はこんなふうに見えているよ」と、周囲から見た本人の姿を率直に伝えてあげること。

これは、心理学では「ジョハリの窓」の“盲点の窓”と呼ばれる話です。

自分では気づいていないけれど他人からは見えている、領域です。

「素直に受け取れる人」は成長する

3ヶ月目のこのタイミングで、「自分では気付いていない自分」をフィードバックされて、それを素直に受け取れるかどうか。

その受け取り方で、その人の成長スピードが大きく変わります。

指摘されたことを受け入れて、すぐに改善できる人
▶上司からもっと声をかけたくなる。自然と周囲から応援される存在になる。

指摘に対して「そんなはずない!」と拒絶してしまう人
▶周囲と噛み合わなくなり、孤立したり独走していく存在になる。

あくまでも僕の経験上ではありますが、

3ヶ月目以降の成長に必要なことは、仕事内容やスキルの習得以上に「自分(の知らない自分)を知る」ことの方が重要度が高いように思います。

そして、そのことを本人に気づいてもらう「きっかけ」の場として、面談を設定しておくべきだと思います。

新人担当の上司の方へ

「今回こそ、しっかり育てたい」
「もう早期離職は出したくない」

と願っているなら、このフィードバック面談はなおさらやって欲しいです。

仕事に慣れてきた今くらい(7月中)に、一度試してみてください。

新人スタッフの成長を伸ばすも、止めるも上司次第です。

彼ら(彼女ら)の伸びしろは、まだまだこれから。

今、上司がかけるひと言で未来の姿が変わっていきますからね。

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