【集客力チェック】デイサービスの「店名」をアピールした方がいいタイミングっていつ?
こんにちは、藤見です。
今日はちょっと耳が痛いかもしれないけど、大事な話をひとつ。
「うちの店名をもっと知って欲しい!」と思って最初からチラシでアピールする…それ、もしかすると逆効果かも?というお話です。
この話は、僕のセミナーやクライアントさんとの会議でもよく出てきますので、今日はその雰囲気をブログでも少し疑似体験的にお届けします。
ちなみに、医療法人や社会福祉法人で働いている人は注意です。上司のお偉いさん達に「ウチはまだ店名で人が呼べるほど知名度も集客力もないみたいです」と言うと、渋〜い顔をされることがあると思うので、そこはうまく立ち回ってください。※自己責任でお願いします(笑)
「店名」に集客力があるかチェックする方法
新しくデイサービスを立ち上げると「デイサービス●●」という店名をとにかく広く知って欲しい!と気合が入るのもわかります。
そして、チラシにもつい大きく店名を載せて、何万枚と配布しがちです。
でも正直に言うと、僕の今までの経験では、そういう”店名ドーン!”のチラシで「めちゃくちゃ反響ありました!」という人にはほとんど出会っていません。
むしろ、「思い切って何万枚も配布したけど、ほとんど反応がなくて…」と肩を落としている人が手にしているチラシが店名アピールのチラシだったりします。
なぜ”店名ドーン!”のチラシは反応が出ないのか?
その理由は、けっこうシンプルです。
それは、チラシを見た人にとって”店名”だけでは、その場所の中身がまったく想像できないからです。つまり、行動に移す理由がないんです。
たとえば店名が、
ファ◯マとか、ロー◯ンとか、セ◯ンイレブンみたいな、日本国民なら誰もが知ってるコンビニの新規出店チラシだったら話は別です。
コンビニがどんな場所なのか、すでに周知されているので「この辺にできるなら便利そう!仕事帰りに寄れるかも」と、場所と店名だけで成立するんです。
でも、いくらデイサービスがコンビニより多くなってきたとはいえ、現時点では”名前”だけで通じる段階じゃありません。
「デイサービスセンター●●って書いてあるけど、それって中身はどんなの?」と、多くの人が思って終わり。残念ながら、それ(店名)だけでは行動につながりません。
だからこそ、新店オープンの際は、店名の認知を目指すより先に、「そこがどんな場所なのか?」「何が特徴的なのか?」をしっかり伝えることが大切だと思います。
ということで、
今回は、「自分たち特徴って、伝わる力があるのかな?」をチェックできる、簡単な方法をご紹介します。
「●●と言えば、□□だよね」その逆は?
やることはシンプル。
「●●と言えば、□□だよね」という文を作ってみます。
●●には自分の店名を、□□には特徴や強みだと思っている言葉を入れてみてください。
ちょっと考えてみてくださいね。
次にチェックです。
さっき作った文の順番を逆にしてみましょう。
□□(特徴)を先頭にして、「□□と言えば●●だよね」と言い換えてみてください。
この順番でも違和感なく意味が通じれば、その特徴がちゃんと認知されている証拠。
つまり、「店名を打ち出してもいいタイミングが来ている」という目安になります。
逆に、
うまく当てはまらない・ピンと来ない場合は、まだ店名をアピールする段階ではないということかもしれません。(あくまでもひとつの目安としてください)
たとえば、□□の中に「中央区にあるリハビリ特化型デイサービス」と入れた場合。
これだと入れ替えが難しくなるはずです。
「中央区にあるリハビリ特化型デイサービスといえば‥A店もB店もC店もあるよね〜」となって、自分の店だけを連想させるのは難しい。つまり特徴としては弱いんです。
そんな感じで絞りきれない特徴では、いくら店名を大きくアピールしても「…だから何?」という反応で終わってしまう可能性が高いです。
というわけで、
まずは□□の中身、つまり「自分たちは何で選ばれたいのか?」を明確にすることが最初の一歩目です。
おもしろいのは、スタッフ数人に「●●と言えば?」って一斉に答えてもらうと、結構バラバラな答えが返ってくることです。だから、まずはその認識を揃えることから始めてみてください。
ということで、今日は店名アピールの前にやっておきたいこと、についてお話しました。
それでは、また次回!
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