【無料で始められる】クロスクーポンは集客を加速させる
どうも藤見です。
クロスクーポンという言葉に耳馴染みがない人もいるかもしれませんが、結構身近にある集客方法です。
たとえば、飲食店のレジ横に近所のカラオケ店のクーポン(割引チケット等)が置いてあって、そのカラオケ店には飲食店の宴会やコース料理のパンフレットが置いてあるといった光景を見たことがあると思いますが、あれがまさにクロスクーポンです。
チラシやパンフレット、ショップカードなどをお互いの店舗で交換&設置をして集客し合う方法です。
そして、この方法はデイサービスや介護施設でも活用できる集客方法です。
クロスクーポンで集客を加速させる
昔、僕は飲食店で店長をしていた経験があるのですが、その当時はこのクロスクーポンを定期的に実施をしていました。
スタッフと一緒にクロスクーポンの協力をお願いするために近所のクリーニング店やペットショップ、カラオケ店、花屋、スーパーなどを回るわけです。
この集客方法はどちらか一方にだけメリットがある方法ではなく、お互いにメリットがある方法なのできちんと説明をすると協力してくれる店舗や場所は数十件と作ることが出来ます。
そして、しばらくすると設置したクーポン券を手にしたお客さんが来店してくれたりします。
クーポンを見ると「あ、ペットショップに置いてもらったクーポンだ!」と、嬉しくなったものです。
後で振り返りをするために設置場所ごとに番号や記号など目立たないように変えておくわけです。
計測できることでスタッフも自分たちのアクションに対しての効果を実感できるので喜びも倍増します。
こうした方法は介護事業(デイサービスやグループホーム)でも当然可能です。
自分達だけが得をするわけではなく、相手側の宣伝もこっちでやっているわけなので、お互いにwin-winを作り出すことができます。
(win-winって皆好きですよね)
「クーポン」という表現をしていますが必ずしも割引チケットである必要はありません。
いつも事業所で配布している案内パンフレットでももちろん大丈夫です。
設置してくれる相手方に場所(スペース)の制限がある場合は少し小さいサイズ(カード等)を用意しておくのもいいかと思います。
クロスクーポンの設置可否はお願いに行った先の責任者(店長やオーナー)の許可が頂ければ可能なので、基本的に無料で広告ができる点も嬉しいところなので是非積極的に取り入れてみてください。
ちょっとだけ気を付けておくこと
初めてこのクロスクーポンを取り組んだ時に、地域のお店や場所から設置許可が貰えるのはおそらく2割から多くて3割くらいの打率だと思います。
なので、あまり過度な期待は禁物です。
落ち込みすぎる人がいるので・・・。
20年30年と続いている法人や事業所になってくると「もうこの近辺でウチを知らない人はいないから、みんな協力してくれるよ!」と思ってしまうことがありますが、ぶっちゃけあまり知らないです。
屋号と社名が違う場合は特にです。
なので「知られているから許可を貰える」といった期待はしないようにした方がいいです。
自意識は控えめで出かけて行きましょう。
当然、「知っていても今回はゴメンナサイ」というケースもあるわけなので結果的に打率3割もあれば充分かなという感じです。
そして、一番大事なのは設置した後のメンテナンスですね。
クロスクーポンとして自社の広告を置いて頂けたとしても、相手方に設置後のメンテナンスをお願いするのは失礼になります。
なので、置いたチラシやパンフレットを定期的に整理したり補充したりするように努めましょう。
空になったホルダーを回収しなかったり、補充しなかったり、くしゃくしゃで無残な姿になったチラシが押し込まれたままだったり、こうした景色は相手側の店舗に迷惑が掛かってしまうので、定期的に補充&回収のメンテナンスに伺うようにしておいた方がいいです。
そこを丸投げしてしまうと信用を損なって「もう次からダメです」と言われてしまったりします。
特に人の出入りが多いスーパーやコンビニは1ヶ月もしない間にケースが空になっていたりするので注意しておいてください。
カードサイズについて
クロスクーポンをきっかけにショップカードを用意する事業所もあると思うので以下の視点も参考にしてみてください。
会社員をしていると自分の名刺は会社側が用意してくれるので(支給されるので)あまりカードのサイズにこだわりを持つこともないかもしれませんが、自分でカードや名刺を作る経験をすると色々とわかってくることがあります。
たとえば、日本の一般的な名刺(サイズ)は貰った後にどこに保存するか困るということに気付くと思います。
営業職であれば名刺ケースやファイルに収納すると思うんですが、たとえば、クロスクーポンを見かけた場面でカードを手にする時はどうでしょう?
おそらくカードを手にする人は普通の買い物客であることがほとんどだと思います。
こうした買い物客は名刺ケースやファイルを持ち歩いているとは思えません。
となると、
ここで手にしたカードの行き先は(とりあえず)財布になることが1番多いのかなと思います。
作るなら財布に合ったサイズがいい
財布のどこに収納してもらえるのが一番いいかなと考えると、おそらくクレジットカードやキャッシュカードを収納しているカードホルダーになると思います。
いつも持ち歩いてくれていたら嬉しいですよね。
というわけで、
カードホルダーに収納してもらいたいわけですが、よくよく考えると日本の一般的な名刺サイズは入らないんです。
簡単に比較すると
日本の名刺サイズ(91×55)・・一番大きい
欧米の名刺サイズ(89×51)
クレジットカード(85×54)
日本の名刺サイズはカードホルダーには大きすぎることがほとんどなのです。
ということで、どうせなら財布のカードホルダーにもスッと入ってくれるサイズにするといいと思います。
ネット印刷ならクレジットカードのサイズでカードを作ることも比較的簡単です。(多少は単価は上がるかもしれませんが)
さて・・・
どのサイズで作ります?
今までと同じサイズで増刷しますか?
となったら、
せっかく用意したショップカードが捨てられてしまったり、紛失されたり、どこにいったか消息不明になるのはもったいないので、一回り小さいサイズに変更して少しでも長く身につけてもらえるようにするのがいいかなと思います。
「なるほど!」と思った方は次の刷新タイミングに試してみてください(^^)
補足:クレジットカードの角が丸い理由
以前、脳科学マーケティングを学んでいた時に講師の人が言っていたんですが「人って角が鋭利なものよりも丸い方が身近に置いていて安心する」という性質を持っているようです。
これは人間が野生的な生活をしていた時代に鋭利なものはすべて「敵」だったので、先が鋭いものや尖ったものを脳が本能的に避けようするみたいです。
あの当時だと、野生動物の牙とか爪とか先が鋭いものは危険だったからですね。
こうした脳のシステムを踏まえたら、なるべく身に着けて欲しい物、身近に置いてもらいたい物を作るなら角は丸くデザイン設計する方が良いわけです。
だからクレジットカードや銀行のキャッシュカードは消費者により長く使ってもらうためにカードの角を丸くしてあるんだよ、とそんな話を聞いた記憶があります。
あの丸さには理由があったんですね。
たしかに言われてみれば、なんか使い心地がいいMacBookもiPadも何もかも、僕の大好きなApple製品はすべて角が丸い。
一方で、
日本製のノートPCって角が立ってません?直角が多いような気がします・・・w
だからか・・・笑。
ということで、
もしデイサービスや老人ホームのショップカードを作るなら(長く持ち続けて欲しいと思うなら)カードの四隅は絶対に丸の方がいいですよ、ということです。
お客さんに渡す自分達の名刺も同様ですね。
今ある手持ちのカードや名刺の角を丸くする方法は「かどまる」という穴あけパンチを使うと簡単に加工できます。ネットで千円くらいで売ってるので僕も一つ持ってます。
こちらもぜひ試してみてください(^^)
それでは、また!
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