【要注意】デイサービスの利用者が着用しているマスクの種類によって濃厚接触者の判断基準が変わることがある

※自治体名を下線部分に手書きして使ってください。
どうも藤見です。
デイサービスを利用するご利用者さんやスタッフさんにとってマスクの着用はもはや必須項目になっていると思いますが、案外この部分に見落としがあるかもしれない。と思ったので書いておきます。
もし知らないまま「万が一」が起きてしまったら結果が大きく変わることになるかもしれないので、事業所のある地域の自治体がどのような尺度を持っているのか調べておいた方がいいかもしれません。
自治体によってはマスクの種類でも濃厚接触者の判断基準が変わる

マスクをしていても種類によって判断が変わる自治体もあるので注意してください、というのが結論です。
なので、すでに事業所を管轄する自治体が濃厚接触者に対してどのような判断基準を持っているのか、すでに把握しているという人もいると思いますが、もし見落としがあると後々結果が変わってしまうこともあると思うのであえて書いておきます。
くれぐれもこの話は、推奨される不織布マスクを付けるのは当然だよ!とか、二重マスクがどうとか、布やその他の素材がどうとか、マスク自体の良し悪しを伝えたいわけじゃなくて、
もし利用者さんの一人が陽性者となった場合に、その人が不織布マスクを着用していた時と、それ以外の(布やウレタン)マスクを着用していた時で自治体がどこまでの人を濃厚接触者として扱うのかが変わるかもしれないから事前に把握しておいた方がいいかも、という話です。
利用者さんの中から陽性者が出ることは当然起きてほしくないと思って皆さん運営をされていると思いますが、
もしも、その万が一が起きてしまった時にその人の付けていたマスクの種類によって色々と「大変なこと」が変わるかもしれないということなので。
そして、この先は言葉を選ばないと誤解が生まれそうな話題なので言うか迷うんですが・・・ざっくり言うと、
デイサービスの利用者さんから陽性者が出たとして、その人が来所時に不織布マスクをしていたおかげで一斉検査にならずに済んだけれど、もしも布マスクだったら周囲にいた全員が濃厚接触者と判断されて一大事になっていた。
ということが自治体によっては起きるようです。
そして、同時に言えることは
マスクを着用していればOKで種類は問わないという判断をする別の自治体だったら布であれウレタンであれ、不織布であれ、先程と同じ状況だとしても、とりあえずはマスクをしていたからセーフだったのに。
ということも起こり得るわけです。
これ・・ちょっとドキッとしますよね。
ちなみに最近実際にあった話です。
もちろん感染予防のために推奨されているのは不織布マスクだからそれを着用するのは当り前だよ!という視点はあると思いますが、(その議論はいろいろ面倒なのでここでは控えてくださいね)
実際にデイサービスに来る利用者さん(もちろんスタッフも)に対して、厳密にマスクの種類を指定している事業所ってあまり多くないと思うんです。
なので、
自分の地域の自治体がどういう判断基準を持っているか?を知らないまま「マスク着用」だけを利用者さんにお願いしていていると危険だなと思いました。
万が一が起きた時に自治体からの判断範囲がこうも違うのか!と驚くこともありますが、とはいえそこに抗うことはなかなか出来ないことだと思いますので、対策として事前に自分の自治体の判断を調べた上で、場合によっては「不織布マスクの着用」というように種類を指定して利用者さんとスタッフにお願いした方がいいかもしれません。
ちなみに、
僕がこの事例を知った後、その他の県のデイさんに「マスクの種類で判断が変わることを知ってました?」と聞くと「推奨されていることは当然知っているけど、濃厚接触者の判断基準が変わる可能性があるとは知らなかった・・(驚)」という人が結構いたんです。
どうやら事前に通知が来て教えてくれるということもないようなので、初耳という人はこの機会に一度調べてみてもいいかな、と思います。
というわけで…
最近では、お孫さんが手作りしてくれた布マスクで嬉しそうに来所される方もいるので、そういう場合はちょっと心苦しいですが、もし管轄の自治体が「不織布マスク以外は濃厚接触者として判断する」となっていたら、早めの対応をした方がいいかもしれませんね。
感染予防はもちろん、
店舗を守るためにも。。
以上です。
それでは、また!