デイサービス集客に使えるチラシを書く時の小ネタ【初心者必見】
どうも藤見です。
デイサービスや介護施設の中で「集客を目的としたチラシ」を自前で作っている人は多いと思いますが、まだあまりチラシ作りに慣れていない初心者の人もたくさんいると思います。
そこで、「まずはこういうポイントを意識してみるといいよ」という小ネタを3つほど紹介します。
文章を書くライティングスキルや映える写真撮影のテクニックを身につけていなくても、このあたりは実践しやすいと思いますので、よければ参考にしてみてください。
デイサービス集客に使えるチラシを書く時の小ネタ
その1〜「対象範囲は一番上に書いておく」
毎月のようにクライアント先のデイサービスや施設スタッフさんからチラシ添削とチェックをお願いされるので、その時にもよく言うことなんですが、
「対象となる範囲を書こう」という話です。
つい先日も、とあるスタッフさんが作ったものをチェックしていたら「このチラシは誰に向けたものなのか?」という対象が抜けていたことがありました。
事前に気付いたので、すぐさま修正をして印刷には間に合って結果的にセーフではあるわけですが周りの事業所のチラシを見渡してみると結構書かれていないものを見かけます。一度少し気にして見てみてください。
特にデイサービスという業種は「送迎」という物理的なエリア制限が発生してしまいます。
空席がある曜日や時間帯によって対象地域(エリア)をどこまで広げるのか、といった判断は大切になってくるわけですが、「空席を埋めるための(集客を期待した)チラシ」ならば、その中に対象となる範囲のエリアを表記しておく方が見る側の人にとってもわかりやすい1枚になります。
一番上に書いておく理由はシンプルにパッと見た時のわかりやすさです。
ピザ配達店のチラシのように配達エリアの表記を小さく目立たないように書いている場合も見かけますが、「そのようにしている理由は?」と聞くと、「少しくらい遠くても書いてあるサービス内容が良ければ問い合わせが来るんじゃないかな・・・」といった気持ちがあるみたいです。
ただ、(今までデイサービスのチラシを折込みしたりポスティングしてきた)僕の経験上で言うと、対象となるエリアをハッキリと印字して分かりやすく表記している方が配布後の問い合わせ数(反響)は良いです。
といったわけで、
対象範囲(エリア)を目立つ場所に書いておくことはいつもオススメしています。
もし、「A町B町C町」の3つの地域が対象になる場合は、「A町、B町、C町にお住まいの○○の方」というように順番に一番上(トップ)のヘッダーに該当する場所に書いておくと良いと思います。
今手元にあるチラシを見返した時に「対象範囲の表記」がない場合は次から意識してみてください。
その2〜「して欲しい行動は事前に書いておく」
ここで紹介するネタはチラシ作りの経験が浅い方に向けた内容ではありますが、上司の方達は次の視点でもチェックしてあげるといいかなと思います。
「このチラシを見てくれた人は次に何をすればいいの?」という視点です。
つまり、
「読み手にして欲しいことは事前に書いておきましょう」
という話です。
とてもシンプルです。そのままですね。
まず、デイサービスが地域住民に対してチラシを配布している大きな理由は、新規利用者の獲得という場合が多いと思いますが、そうであるならば「そのチラシを読んでくれる人に次に何をして欲しいのか?」という行動を具体的に書いておくといいです。
たとえば、チラシを見た人から電話での質問や相談を受けたいなら、(読み手にして欲しい)行動は「電話を掛けること」になります。
この時に、電話番号を表記するのはモチロンですが、そこに追加して「ご質問やご相談はこちらにお電話ください」という文字の注釈を付け加えておく、ちゃんと表記しておくということです。
何年も同じチラシやパンフレットを使用している事業所は昔と変わらない同じ定型文を使っていたりするので色々なパターンを試してみるものありです。
「今すぐお電話ください」や「お気軽にご連絡ください」など行動を促すパターンは沢山あるので、このあたりの表現方法は同業種ではない別業種のチラシを見ていくと参考になると思います。
必ずしも、して欲しい行動が「電話を掛けること」ではないこともあると思うので、その時は別の行動内容をちゃんと書いておきましょう。
足を運んで欲しいなら「直接お越しください」とか、メールフォームからの問い合わせをして欲しいならQRコードの記載と合わせて「こちらからお問合せください」などです。
「事業所のある所在地を書いてあるんだから来るでしょ?」とか「アドレスがあるからメールくらいできるでしょ?」といった考え方はミスが起きやすいので注意です。
(機会ロスや取りこぼしが起きます)
つい忘れがちな部分ですが、
「介護サービスが初めての人が沢山いる」という前提になって考えると、まずどうして欲しいのか?という相手にして欲しい行動を書いておくことで、見た人達も安心して行動を選択することが出来るので、より親切なチラシになると思います。
こうした部分の表現には絶対的な正解ってあまりなくて、何度かテストしていく中で「こっちの方が良かった、あっちの方が反響あった」というように目的や状況次第で変化すると思います。なので、1つの表現にこだわらずに文言を変えながらやってみてくださいね。
その3〜「自分が該当しない時は誰か困っている人へ」
1つ前の「読み手にして欲しい行動を事前に書いておく」の補足になるネタです。
介護サービスの「商品(サービス)」の特性を考えると、チラシを見た本人がサービスの対象にはならない場合も当然あります。むしろその方が多いかもしれません。
そういう時に使えるネタです。
チラシを作り慣れていない頃というのは、「コレを見ても、ご本人が困ってないとしたらスルーされちゃうんじゃないか」とか「見た人からの電話や問い合わせが来ないんじゃないか」と、不安になることもあると思います。
まぁ、実際には頑張って工夫をしてもそういうことはあるんですが(苦笑)、こうした不安を払拭するための補足程度に覚えておいてください。
さきほどの「読み手にして欲しい行動を事前に書いておく」ところに次のように書きます。
たとえば、
「介護のことで悩んでいる人にこのチラシを渡してあげてください」とか
「・・・で困ってる人に教えてあげてください」
というようなメッセージを書きます。
このように書いておくことで、そのチラシを手にした本人が困っていなくても、知人や友だちなど身近な存在の誰かにあなたの情報が届く可能性が高くなります。
「あ、そういえば、○○さんのお父さんが最近入院したって言ってたな・・・」など、なにかしら思い出すきっかけになれば、後日その人にチラシを渡してくれるかもしれません。
少しでも問い合わせを受ける確率、可能性を高くするためにこうしたメッセージを書いておくのも有効です。
もちろん過去に作成したチラシにこのようなメッセージを書いたこともあります。
その時は「コレを友達から教えてもらったのよ」と、チラシを握りしめて問い合わせに来た人も実際にいます。
(2ヶ月前に折り込みしたチラシをずっと保管してくれていました)
あなたの扱っているサービスによって「人に教えるエネルギー」は変わるので、どの介護サービスに対しても使えるテクニックというわけではないですが、知っておくと「いざという時」のバリエーションにはなるかなと思います。
(引き出しを増やすことも大事なことなので補足として書いておきました)
ということで、
今回は3つほど紹介しました。
使えそうな時はチャレンジしてみてください(^^)
参考になれば幸いです。
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