【介護集客のヒント】その立場にいるからこそ見える景色
どうも藤見です。
少し前にネットでちょっと話題になっていた画像がありました。
こちらです↓
こちらの画像に対するネットの反応は好印象なコメントが多かったのですが、小さな子供と一緒に食事をするお父さんお母さんがこの貼り紙を見たらすごく温かい気持ちになるだろうなぁ、と思いました。
と同時に、
家族全員でラーメンを食べに行きたいけど子供の食事のお世話に時間が掛かってせっかくのラーメンが冷めてしまった経験が一度でもある親御さんなら「少し遠くてもこのお店に行ってこの店主の作るラーメンが食べたい」そんな気持ちにさせてくれるPOPだな、と思いました。
僕は独身で子供もいない立場なので自分のペースで自由に食事ができますが、もし近くに小さな子供がいる友人や知り合いがいたらこのお店を純粋に紹介したくなりました。
その立場にいるからこそ見える景色
一般的な店内POPとして、店主(作り手)のこだわりをアピールした「熱いうちに早く食べて欲しい」といったメッセージは実際に見たことがありますが、このように小さな子供を持つ父親目線を兼ね備えたメッセージというのは意外と見ないですよね。
で、よくよく考えると、一言で「お客さま」と言っても色々な立場の人がいます。
普通に考えると「熱々の美味いラーメンが食べられること」がお客さまの最優先項目になっていると思いがちで、来店する全員がそれを求めているように錯覚します。
ですが、小さな子供連れのお父さんお母さんがお客さまの場合は少し違っていて「家族の全員が順番に熱々のラーメンを食べられること」が最優先になっていることがあるのかもしれません。(もちろん味が美味しければ言うことなしです)
そう考えてみると、
デイサービスや介護施設、その他の介護サービスに置き換えて考えてもこのラーメン店と同じように「その立場にいる人だからこそ見える景色」はまだまだ沢山あるのかなと思います。
意外と誰もそこを言ってないよね
よく周囲を見渡してみると「この立場の人の視点が表現されていることってないよね」といったことは多く残っているはずです。
それこそ「小さな子供の保育園の送り迎えをしながら在宅介護をしているお父さんお母さんの視点」とか、「終わる時間が決まっていないサービス業をしているお父さんお母さんの視点」とか。
もし「地域の同業他社がまだ言っていない視点」を発見できたなら、これからそのサービスを使おうと思っている人(見込み客)のために発信してみるといいかもしれません。
なぜなら、ほとんどが「その中で働いている人の視点」や「大きな枠で括られた一般的なお客さまの視点」で語られていることが多いからです。
そうした大きな枠で考えた視点が間違いというわけではないですが、そのサービスを利用する全員がその視点を求めているとは限らないですからね。
というわけで、
貼り紙の最後に「3児の父親の店主より」とあるように、やはりその経験がある(立場にいる)人から生まれる言葉には説得力があります。
シンプルな表現でもお客様目線がしっかり伝わってきます。
おそらく、この店主は集客のためにPOPを貼り出したわけではないと思いますが、集客目線で考えてもいろいろと学べると思います。
「お客様目線で考えることが大事」ということを部下やメンバーに教える機会がある人はこちらのPOPを参考にしてもいいかなと思って紹介してみました。
今後、皆さんが発信するメッセージのヒントになれば嬉しいです。
それでは、また!
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