【集客活動】このままで本当に大丈夫なのか?
こんにちは、藤見です。
これまで、介護業界で数多くのデイサービス経営者の方とお話をしてきた中で、地域や施設の規模に関係なく、多くの方が共通して抱える“ある悩み”に気づかされます。
それは、「このまま現状を続けていていいのだろうか」という静かな不安です。
たとえば、
「以前より見学者数が減った気がする」
「SNSやブログを発信しても反応がない」
「スタッフは頑張ってくれているのに、なぜか成果につながらない」
そんな声を本当によく耳にします。
努力しているのに報われていない感覚、それが日々の仕事の中にじわりと広がっている。
頭では「何か手を打たなきゃダメだ」とわかっていても、なかなかその“打開策”が見つからず、漠然とした焦りだけが積もっていく日々。
これはとてもつらい状態です。
実はその背景には、デイサービスや介護施設にじわじわと影を落とす“見えにくい危機”が潜んでいます。
見えないけれど確実な危機
それは、自分たちが「選ばれる理由」が、うまく伝えられていないということです。
どんなに温かいサービスをしていても、どんなに笑顔あふれるスタッフが揃っていても、それが地域の人たちに「知られていない」のであれば、そこに存在をしていないのと同じ扱いになってしまう。
入院や退所で空席が出ても、なかなか次のご利用者さんが決まらずにそのままになっている。ひとつ席が空いたことを待ち望んでいる新規のご利用者さんがなかなか現れない。
そんな状況が続くと、職員の間でも「ここって、大丈夫なんだろうか…」という空気が漂い始める。
その空気感が、仕事のモチベーションや雇用の安心感にじわじわと影響し始める。
ご利用者さんが減れば、当然ながら売上は落ちます。そこで多くの事業所が取りかかるのが営業活動です。
しかし、苦しい状況から営業活動を新たに始めたところで、立て直しはそう簡単にできるものではありません。
素人状態から始める営業活動となるとなおさらです。
そうなると、次に取りかかるのは販促費やイベント費の削減、スタッフのシフト調整といった“守り”の対応に入っていく。
経営判断としては正しいかもしれない。
でもその選択が、さらに現場の「勢い」であったり、ご利用者に伝わる「魅力」を失速させてしまうこともあります。
こうなってくると、まるで目に見えない悪循環の渦に巻き込まれていくような感覚になっていく。
加えて、そもそもデイサービスは今、数があふれています。
似たようなサービスを提供するライバルは多く、仮に選択肢に上がったとしても、「あなたでなくてもいい」と思われてしまったら、もう選ばれない。
制度改定や人材不足といった大きな波も容赦なく押し寄せてくる。
でも、
ここで勘違いしてほしくないのは、「じゃあ、何か特別なことをしなければならない」と身構える必要はない、ということです。
むしろ、やるべきことはシンプルです。
大切なのは、自分たちの中にある“すでにある魅力や強み”を、最適なターゲットに向けて、きちんと言葉(言語化)にして届けていくこと。
「うちには最新の設備も、特別なメニューもないし…」と、自嘲される方が多いですが、僕が実際に現場のフロアを見ると、こう思うんです。
「スタッフの声かけがすごく丁寧」
「手作りのお昼ご飯に想いが込められいる」
「ご利用者さん同士の会話が温かい」
「午後の過ごし方に特徴が溢れている」
たくさんの魅力があふれていることがあります。
皆さんは、それを「当たり前」と思っているから、それを”魅力や強み”として伝えられていない。
でも、見る角度を変えてフロアを見渡せば、立派な「選ばれる理由」になることばかりです。
足りないのは、それをきちんと言葉にして届けていく仕組みだけ。
方法はそこまで難しくありません。
たとえば、
・ブログを活用して新人スタッフのエピソードを書いてみる
・イベントの様子を即日写真にしてご家族やケアマネに報告する
・季節の変わり目に、ご利用者さんの声を紹介する
・介護に詳しくない人に、サービスの使い方を説明してあげる
こうした日々の発信が、積み重なって「自分たちらしさ」が地域に伝わっていき、いずれは大きな武器になります。
※デイサービスがブログを武器にするために必要な3つのポイントについて、こちらに詳しく書いています。ぜひご一読ください。
大切なのは見栄えや技巧ではなく、「継続」。
それが“選ばれる理由”を静かに育てていく道です。
とはいえ、自分たちの強みを言葉にするのは、案外難しいものです。
だからこそ、必要に応じて外部の視点を取り入れるのも、とても有効な選択肢です。
他人の目から見ることで、「これが魅力だったのか」と気づいたり、「これなら伝えられる」と視界が開けることがあります。
外部の視点を取り入れることは、“弱さ”ではなく、”経営者としての柔軟さ”であり、”前進への意思表示”だと思います。
そして、不思議なもので少し違う角度から光を当てるだけで、見学予約が増えたり、スタッフの表情が変わってきたり…といった変化が、思った以上に起きることがあります。
急激に何かを変える必要はありません。
というよりも、何度も繰り返しになりますが、
「すでにある自分たちの良さを、きちんと”強み”として伝える」
それだけで現場の雰囲気は変わっていきます。
今、「このままでいいのだろうか?」と感じているなら、
それは変化への入り口に立っている証かもしれません。
まずは、自分たちが当たり前に見過ごしてしまっている日常の一コマを、次の3つのポイントを踏まえてブログに書いてみる。
たったそれだけでも、集客の流れを変える一歩になるかもしれません。
僕自身も、これまでたくさんの現場で「集客力の底上げ」「現場の営業指導」「強みの見える化」などに関わってきましたので、「もっと介護集客のことを知りたい」・・そんな時は、気軽に情報を受け取ってみてください。
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地域に信頼され、スタッフに誇られ、選ばれ続けるデイサービスを目指して、目に見えない危機を乗り越えていきましょう!
どこから始めたらいいか分からないときは、僕も一緒に考えますので。
それでは、また!
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