デイサービスが保険外サービスを上手く機能させるために必要な視点
どうも藤見です。
ブログ以外にも無料メルマガを配信しているのですが、どんな内容を書いているのか、たまにはブログでも紹介していこうと思います。
ちなみに昨日の記事はこんな内容でした。
全文転記しますのでよければ読んでみてください。
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■■■5月11日(AM11時15分配信)■■■
件名:
フロントエンド商品として“保険外”を考えてみると・・・
本文:
どうも藤見です
お泊りデイの「お泊り料金」って一般の人からすると【安い】と感じられているようなんですが、そういう実感ってありますか?
長年働いていると料金設定などに疑問がなくなって、それが当たり前になってしまうことってあると思うんですが。
よくよく考えると、ホテルや旅館で1泊(食事付き)は安くても7000円とかします。
でもデイのお泊りは、利用者の場合だと2000円前後とか、そのくらいの価格で提供していることが多いのかなと思います。
高くすればもっと儲かるから値上げすればいいのに、という単純な話ではないので、そういう意図はないとわかった上で聞いてほしくないんですが、僕は保険外のお泊りをこの低価格でやっている理由はざっくり2つあると思っています。
1つは、
高い金額設定にしてしまうと負担が大きくなって支払えない(利用ができない)人の割合が増えてしまうから、という理由。
もう1つは、
利用者にお泊り利用をしてもらうことで、日中の通所サービスがセットになるので、お泊り自体で利益を取らなくてもいいから、という理由です。
こういう表現をすると「介護=福祉=お金じゃない」と思う人もいると思うんですが、そのサービスを維持するのがどれほど大変なのか、そして夜勤をするスタッフがどれほど大変なのか、という部分は割愛します。
そこを含んで話しをすると平行線になっちゃうので。
(ちなみに僕もお泊りやってたからそこはわかりますよ、念の為)
今はお泊り自体のサービス品質を上げてしっかり金額も設定して提供しているところも増えていると思いますが、地域によって暗黙の相場みたいものがあったりして、数百円とかでやってるところもあります。
なかなか思い切った価格を付けられていないのが現状のようです。
とはいえ、
続ければ続けるほど赤字が増えるなら民間でそれをビジネスとして継続することは難しいはずです。
なので、
「なぜこの価格なのか?」を考えるには後者の理由がわかりやすいと思います。
ようするに
それ(保険外・自費サービス)を実施することで本業のサービス利用に繋がるという場合は、それを低価格(利益でなくてもいい)で実施できるわけです。
でね、
最近デイサービスの人達から
「こんな保険外サービスを実施したい」
「うまく集客する方法はありますか?」
みたいな相談を受けること多いんですが、その度にお聞きすることがあります。
それは、
「そもそも、この低価格で実施したら”いい人”にはなれると思うけど、利益ナシでどのくらい続けるんですか?」ということです。
すると
「いつまでとか考えてなかった」
というのが結構多いんですよね。
とてもいい商品やサービスをその低価格で提供しようと思っていることは素晴らしいこと。と、いつも思うんですが、注文されるほど赤字が増える商品は継続しにくいですよね。
(大きな資本や後ろ盾があれば別かもしれないけど)
だから、
市町村ではなく民間で保険外サービスを定着させる1つのやり方としては、
「この低価格で(利益ナシで)お客さんに多く来てもらって、その中の一部の人に本業のサービスをしっかり使ってもらえるようにしていく」
そうやってデザインをして、
自社のフロント商品として告知していく方が未来が明るい気がします。
とにかく
「こんなサービスをしたい。こんな商品を保険外で始めたい。」と、気持ちが焦ってしまうと”すごくいい人”にはなれるけど、お金・体力が尽きたら終わりになります。
それではダメですよね。
「このサービスをフロント商品として、本業のバックエンド利用にどう繋げるか?」
そのあたりを一度冷静に描いてみると保険外の視野ってすごく広がると思います。
■■■■ここまで。■■■■
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
ちなみに、
この続きの配信では「高価格帯でも希望者が殺到する保険外サービスを作るためのアイデア」を書いていきます。
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