仕事するほど価値がマイナスになる人

2023

10/11

Published

2023.10.11

どうも、こんにちは、藤見です。

今日は、ひょっとしたらあなたの職場にもこんな人っているんじゃない？という話です。

共感できる人にはトコトン共感できる話だと思います。

どういった話かというと、

働くことで価値を生み出すことができる人は当然います。しかしその一方で、仕事の価値をマイナスにしていく人も確実に存在しています。

なんとも情け容赦ない話になりますが、仕事の価値をマイナスにしていく人が会社や組織にいた場合、経営者はその事実から目をそらさずに、絶対に踏まえて乗り越えなきゃいけない。

と最近改めて強く強く思います。

たとえばこんな人です。

組織の生産性を上げる新しい技術の導入に反対運動を起こす人

既得権益にあぐらをかいて厄介な仕事は他人任せで自己保身を続ける人

新人教育やスタッフ育成と言いながら勝手な自分ルールを強要する人

などなど…

チームとして掲げた目標に向かって全員で頑張っていこうとしている中で、こういった人が一人でも混じっていると、生み出される「マイナスの価値」は（その人の仕事量や影響力に比例して）段々と大きくなっていきます。

マイナスの価値を「お金（給与）」で考えるともっとわかりやすくなります。

もし仮に、その人に「25万円」を支払っている場合。（本人の自覚がある・なしに関わらず）その人が働くほどに仕事の価値がマイナス10万円分になるとしたら、その会社はトータルで35万円分のお金（コスト）を支払い続けていることになります。

元も子もないことを言うようですが、もしこの人が一切の仕事をしない状態（何もせずじーっとしているとしたら）なら、支払う給与分（25万円）のコストで済むところですが、何かしら仕事をされることで追加で10万円分のマイナスが発生するので、他の誰かがそれを埋めなければいけなくなるわけです。

つまり、トータルで35万円分の負担が生まれていきます。

身も蓋もない話ではあるわけですが、このような人（働くほどにマイナスの価値になる人）がいるだけで、他の人たちが生み出した仕事の価値は確実に目減りしていきますし、そこで発生したマイナス分をカバーする必要があるので、当然ながら一人ひとりの負担も重くなっていきます。

さてさて、

あなたが一生懸命に並べているドミノを横から平然とした表情で悪気もなく倒していく人が同じチームにいたら・・・その人に何と声を掛けますか？

怒りに任せて声を荒らげたくなる人もいるかもしれませんが、きっと多くの人はその人に対してこう語りかけると思います。

頼むから仕事しないでくれ

と。

僕も全国各地で研修をしたり会議をしてきて、色々な会社や事業所に関わってきてますが、実際に「頼むから働かないでくれ」と言わせてしまう人は実在しています。（こればっかりは独断と偏見で申し訳ないですが、かなりの確率で社歴が15年以上の中堅以上、老舗スタッフに多い気がします）

だから、もし、あなたのチームや会社にも「こういう人」がいるとしても、何も不思議じゃないです。

あなたは何も間違っていません。

間違っているのは、働くほどに自分の生み出す価値がマイナスになっていることに無自覚な人です。

では、このような人が存在した場合、その人と一緒にどのように働いていくべきか？

時代が変化するスピードや、テクノロジーの進化が一層早くなる現代において、この議題は避けて通れない課題になっていると感じます。

なので、